こんばんは。趣味に生きる者こなゆきです。
今回の記事はChromium系OSで比較的インストールが簡単というcloudreadyのインストールについてです。
cloudreadyをインストールするメリット、デメリットなどを交えてお話したいと思います。
- OS
- BIOS
- クラウド
【Cloudready】そもそもOSってなんだ?
OSはオペレーションシステム(Operation System)の略で、端末を使用するためのソフトウェアを言います。
パソコンであればWindows、MacOSなど、スマホであればAndroidやiOSです。
さて、ここ数年前からパソコン市場にChromeOSという新たなOSが現れました。
Chromebookと呼ばれるノート型パソコンにインストールされているOSです。
2016年以降のChromebookはGoogle Play StoreのすべてのAndroidアプリが使用できるよう設計されているようです。
しかしながら、ChromeOSはGoogle社が製造パートナーとして最初からインストールされているパソコンでしか使用することができません。
そこで登場するのがChromium系OSです。
【Cloudready】Chromium系のOSってなんだろう?
前述の通り、ChromeOSはGoogle社が製造パートナーとして最初からインストールされているパソコン(Chromebook)でしか使用することができません。
Chromium系OSは、ChromeOSのオープンソースの開発バージョンを指します。
簡単に言うとChromeOSの亜種、派生したもので、誰でもインストールが可能です。
その中でも比較的インストールが容易と評判のCloudreadyというOSがこの記事の主役になります。
CloudreadyはChromeOSとは違い、まだAndroidのアプリを使用することはできませんが、今後使用できるようになっていくと期待されています。
Cloudreadyをインストールした理由
我が家は1年ほど前にDELL社製のInspiron 11 3000 2in1というパソコンを購入しました。
私が所有しているInspiron11 3000 Pentiumモデルと比べても、CPUスコアはそんなに差がない上にメモリは8GB(私のは4GB)で期待度は高かったのですが、ストレージがeMMCだからか、非常に重く感じられるPCでした。
このPCをなんとか使い物にならないか検討して出した答えがOSの載せ替えです。
OSを載せ替えるにあたり、今話題になってるChromium系でも入れてみようと思い立って、今回のCloudreadyのインストールに至りました。
結果的にどうなの?
結果は爆速化の大当たり。
今までWindows10の起動に3〜4分必要だったのに対し、わずか20秒程度で起動。
SSD並の起動の速さです。
Chromium系のOSはeMMCと相性がいいんですね。
対して、我が家の重鎮のノートPC(Windows10、8GBメモリ、core i7 2630QM、640GB HDD)にCloudreadyをインストールしたところ、起動に1分ほどかかりました。
もともと重鎮のノートPCは、Windows10の起動に約3分ほどかかっていましたので、eMMCほど恩恵はありませんがそれでも十分早いです。
Cloudreadyのメリットとデメリット
爆速化したCloudreadyですが、残念ながら万人にオススメできるものではありません。
Cloudreadyのメリット
- 起動が早い
- ウィルス対策ソフトがいらない
メリットは大きく2つです。
余計な機能を一切省いたため、デフォルトではブラウザを開くことしかできません。
しかしながら、Google Chromeの拡張機能を増やしていくことで、Office製品も使用できますし、GIMPやPixlr Editorを拡張することにより絵も書くことが可能になります。
ちなみに、Inspiron 11 3000 2in1はCloudreadyをインストール後もタッチパネルを使用することができました。
使い勝手としては、フォルダも決まった場所にしか作れないなど多少の癖はあります。
ただ圧倒的スピード感!
これに勝る正義はありません・・・・・よね?
ウィルス対策ソフトは必要ありません。
Google様がやってくれますので(笑)
デメリット
デメリット
- 開発環境がない
- WindowsやMacのソフトウェアが使えない
- 開発環境がない
- WindowsやMacのソフトウェアが使えない
XamppやEclipsなどローカルに開発環境を整えることができません。
ただ、Google Drive上だったり、オンラインでそれなりのことはできます。
FTPソフトやエディターなども、ごく限られたものを使用せざるを得ない状況ですね。
とはいえ、Office製品(Word、Excel、PowerPoint、Outlookなど)はGoogle Drive上で使用できたりするので、そこまで不都合は感じません。
一番のネックは、筆まめとか、筆王とかが使用できないこと・・・・!!
年賀状いらねって方は、そんなに悩むとこでもないかと思います。
もっともCloudreadyではなく、ChromebookであればAndroidのアプリを使用できるため、そんな心配もいらないようです。
結局こんな人に向いています
- 開発環境を使用しない方
- アイキャッチはCanvaの方
- スピード重視の方
- WindowsやMacのソフトウェアを使用しない方
今のところ、別にWindowsでなくてもいいかなと思っているところです。
NASも問題なく認識するし、Google Drive便利だし、無料で15GBだし、デュアルディスプレイも異常ないし。
また、私の5年ほど前に購入したPCにもCloudreadyをインストールできることを証明しましたので、古いPCをお持ちの方はバックアップ後にCloudreadyをインストールしてみると、生まれ変わることができるかもしれません。
特にCeleronやAMDマシンはすごい恩恵を受けられる可能性が高いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。